医療機関で行う検査

糖尿病診断検査

糖尿病を診断するには、ブドウ糖負荷試験という検査を行います。ブドウ糖を飲んだ30分~1時間おきに測定し、2時間経過後の血糖値の変化度合いによって診断する検査です。明らかに血糖値が高かったり、合併症をすでに発症している場合は行いません。

STEP1
空腹時の血糖値を測定したのち、ブドウ糖75gを飲みます
STEP2
30~1時間おきに血糖値を測定します。2時間経過後再度計測します
コップで飲む人
【判定基準】

血糖コントロール検査

医療機関ではより正確な測定結果を求めるために様々な方法で、血糖を測定します。
これらの検査を行うことで、長期的に血糖をコントロールできているかが判明します。

検査の種類
基準値
検査の意味
血糖値
空腹時 110mg/dl未満
随時 200mg/dl未満
瞬間的な血糖の濃度を測定します。
HbA1c
4.6~6.2%1~2ヶ月の週間の平均血糖濃度を反映します。
1.5-AG
14ug/ml異常数日間の平均血糖濃度を測定します。
グリコアルブミン
11~16%2~4週間の平均血糖濃度を測定します。
尿糖
陰性前回排尿時の血糖濃度を測定します。

合併症の検査

糖尿病患者さんは血糖のコントロール状態の検査の他に、合併症を発症していないか定期的に検査する必要があります。

糖尿病網膜症の検査

眼底検査で網膜に異常が無いか調べます。

糖尿病腎症の検査

尿中にアルブミン、タンパクが出ていないか検査します。

糖尿病神経障害の検査

脚の腱をたたき、反応が鈍くなっていないか(マヒしていないか)調べます。

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