糖尿病の3大合併症
糖尿病が進んでくると
深刻な合併症になるかもしれません。
下の3つが糖尿病が進行していくと
なりやすい合併症とされています。
これらの合併症にならないように、
治療する必要があります!
神経障害
手足の血行が悪くなり、神経障害が起こります。しびれや感覚のにぶりなどに始まり、悪化すると壊疽(えそ)を起こし、下肢切断の危険も生じます。
網膜症
血行障害から眼底の血管がつまり、視力の低下から、悪化すると失明状態にいたります。中途失明の原因の第1位は、糖尿病によるものです。
腎症
高血糖のために腎臓のフィルターがつまり、血液のろ過がうまくできなくなり、悪化すると人工透析が必要となります。
糖尿病は自覚症状のない病気
糖尿病が進んでくると、
のどの渇き・尿量の増加・身体のだるさ
などの症状が出てくることがありますが、
軽度な場合、ほとんど自覚症状はありません。
無理なく続けられます!
【糖尿病改善デイリープログラム】の特徴
特徴1 薬に頼りきらないプログラム
特徴2 糖尿病専任スタッフがカウンセリング
特徴3 2週間に1度の来院で結果につなぐ
特徴4 無理なく続けられる
特徴5 糖尿病を理解して生活する
栄養指導の様子
50代 女性のAさん
身長150㎝ 体重55㎏
おやつが楽しみで「主食を抜いても和菓子やケーキを食べたい」と考えている。間食は1日2-3回程度で、家にいて暇なときはつい食べてしまう。体重も増えてきていて気をつけなきゃと思っているが、ご飯の量を減らしているから大丈夫だと考えています。
70代 男性のBさん
身長170㎝ 体重68㎏
定年退職後、自由な時間ができ趣味などの好きなことを謳歌しています。運動などにも積極的に取り組んでおり、健康には自信があります。夕方からの晩酌が楽しみの一つ。
高血圧で通院していましたが、定期検査でHbA1c 7.5%を指摘されて驚いています。
30代 男性のOさん
身長170cm 体重75㎏
会社の健診でHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー) 7.5%を指摘されたが、忙しさもあり-3年放置していた。会社の上司のすすめで当院へ来院、糖尿病と診断されました。営業職として会社勤務、出張が多く飲み会の頻度も多い。飲酒も好きで晩酌をしている。最近は飲み会が続くことが多く、体重も増えてきたし、HbA1cが上がってきてしまったので相談に来ました。(2020年より前の話です)
【糖尿病改善デイリープログラム】とは?
当院が実施するプログラムは
<医学的な知識>だけでなく、
<行動心理学>にも基づいたプログラムです。
患者さんに合わせて無理なく続けられる計画を決め、
実施していく新しい改善方法です!!
専門のスタッフが生活習慣を具体的にカウンセリング
させていただき、最適な改善方法をご提案します。
通常の医師の診察や栄養指導・検査はもちろん、
糖尿病の原因や具体的な改善方法を「知識」として
学んでいただき、より効果が出やすいプログラムを
実行していただけます。
こんな悩みはありませんか?
☑薬ばかりに頼りたくない!!☑生活習慣の見直しなど負担が大きいなぁ…
☑病院に行った後、薬局にもよるのは面倒よね
☑待ち時間が長いと負担だな
☑採血、苦手なのよね
☑インスリン治療ってどうなんだろう?
☑スタッフ対応がよいといいんだけど
当院の【糖尿病改善デイリープログラム】ならあなたの生活に寄り添って無理なく治療を始められます!
また、当院は、
- 院内処方なので薬局に寄る必要はありません
- 待ち時間を減らす様々なシステムを導入しているのでスムーズ
- 負担を最小限にするために採血は指先から
- インスリン治療、対応しています
- 患者さんに親身なスタッフです
院長からのメッセージ
当院では「薬に頼りきらない糖尿病治療」をコンセプトに糖尿病が改善し、糖尿病になる前の生活に少しでも近づけるためのサポートを独自プログラムで実施しています。
糖尿病は普通に生活していると悪化していく可能性が高い病気です。また、合併症などを引き起こし、生活がさらに悪化することもあります。
当院の独自プログラムは将来、薬を手放せる可能性もあるプログラムです。
一刻も早く治療に取り組み、将来に対する不安な気持ちに別れを告げましょう!
お気軽にお問い合わせ下さい
電話受付時間:月・水・土曜(隔週)9:00~17:00
火 9:00~12:00
木 9:00~18:00
金 9:00~19:00
受診の流れ
動脈硬化(血管の詰まり)を調べる頚動脈エコーや、膵臓や肝臓の異常を調べる腹部エコーなども行っています。医師と相談の上予約をお取りします。
もっと知りたい方はこちら →
ご希望の方には、糖尿病の治療に大切な、自己管理の知識や理解を深めるための糖尿病デイリープログラムもあります。
よくある質問
質問をクリックすると答えが表示されます。
Q. 初めて来院します。予約制でしょうか?
A. 完全予約制ではないため、受付時間内であれば予約なしで直接来ていただいても診察いたしますが、予約で込み合っていると長くお待たせすることになる場合もあります。
当院ホームページのweb問診を開いていただき、入力フォームを送信して予約をお取りいただくことをお勧めしております。
初診の際には、看護師などが病歴などを聴取させていただいた上で診察となり、検査をいたします。
このため、時間が通常の診察に比べて長くなりますので、予めご了承をお願いいたします。
Q. 来院時には何を持っていけばよいのでしょうか?
A. 健康保険証と健診結果が分かるものとお薬手帳をお持ちください。
Q. 家族に糖尿病の人がいて、自分も糖尿病が心配です。症状がなくても診察は受けられますか?
A. 糖尿病の初期は症状がほとんどありません。
何か心配なことがありましたら、ご来院ください。特に健診などで尿酸や血糖値、HbA1cの異常を指摘されたという事でしたら、ご来院をお勧めします。
Q. 健康診断で糖尿病の指摘をされました。気になる症状はないのですが、受診した方がよいですか?
A. 糖尿病の初期は症状がほとんどありません。
しかし、その時にきちんと治療を開始するのと高血糖の症状や合併症の症状が出てから治療を開始するのとでは、結果が大きく異なってきます。なるべく早いうちに受診してください。
Q. 他の内科にかかっています。こちらで診てもらいたいのですが、来院してもよいでしょうか?
A. なるべく、今かかっている内科の先生にお話して、当院に紹介状を書いていただいて下さい。そうすることによって、現在かかっている先生にも引き続きいろいろな病気でかかることができますし、糖尿病の状態が落ち着いた段階で、今の先生に当院から紹介状を作成し、また診ていただくことも可能になります。
Q. 糖尿病の検査をしてもらいたいです。朝食は摂らないで来院した方がよいでしょうか?
A. 糖尿病の状態を見る検査は、空腹時でも食後でも判断することができますが、より詳しく調べる検査をさせていただく可能性がありますので、可能であればお食事抜きでの来院をお勧めします。
Q. 血糖値がなかなか下がらず、悩んでいます。
A. 現在、受診されている医療機関の主治医とよくご相談されることをお勧めします。
そのうえで、当院の診察を受けてみたいとお考えの場合、ご来院ください。主治医の先生に紹介状を書いていただければ、その後の治療の選択肢が広がっていくため、可能であれば紹介状を書いていただくことをお勧めしております。
また、当院では管理栄養士も在籍し、行動変容を促していく糖尿病プログラムもありますので、お食事内容や生活習慣を見直して血糖値を下げていくことのお手伝いができるかと思います。
Q. 糖尿病の診察は、検査も含めてどのくらい時間がかかりますか?
A. その日の混雑の程度により、異なります。
初回は病歴をお聴きしたり、どうしてもご指導しなければならないことがあったりするので、時間がかかることがあります。このため、初回は時間の余裕をもって来院していただくようにお願いいたします。
2回目以降は、かなりスムーズになると思います。
Q. 糖尿病かどうかは、当日わかるのでしょうか?
A. 多くの場合、当日の検査で分かります。
ただし、正常よりも少しだけ血糖値やHbA1cが高い場合、さらなる検査を後日しなければならない時があります。
Q. 糖尿病は一生治らない病気なのでしょうか?
A. 糖尿病には、色々なタイプがあります。最も多いのは2型糖尿病です。
健診などで徐々に血糖値が高くなって発見されることがありますが、健診を定期的に受けていない方は血糖値が非常に高くなり、口渇・多飲・多尿・体重減少などが生じて受診されることもあります。遺伝的素因が強いことが知られています。
また、肥満の方は罹患率が高くなります。特に肥満合併の2型糖尿病の方は食事・運動療法が非常に大切で、適切な体重に戻れば、血糖値は非常に良くなることがあります。
若年発症に多い1型糖尿病は膵臓からインスリンが出なくなるタイプです。このタイプでは、インスリン治療が欠かせません。インスリン治療をやめると糖尿病ケトアシドーシスという非常に重症の状態に陥ります。このタイプは、残念ながら現時点では治ることはありません。
そのほかに、他の病気から糖尿病になるタイプや、妊娠により血糖値が高くなる妊娠糖尿病があります。
ペットボトル症候群というジュースなどをたくさん飲んでいると血糖値が高くなり、口渇が強くなり、ジュースを飲み、血糖値がさらに高くなるという悪循環に陥り、血糖値が1000mg/dlまで上がってしまうということもあります。このような方を治療後に詳しく調べると糖尿病ではなく、食後のみ血糖値が高くなる耐糖能異常であるということもあります。
Q. インスリン注射を始めると、一生続けなければならないのでしょうか?
A. 糖尿病は大きく1型糖尿病と2型糖尿病に分かれます。
1型糖尿病の場合、膵臓からインスリンが分泌されないため、インスリン注射は欠かすことができません。
2型糖尿病は、インスリンの効きが悪くなったり、インスリンの分泌量が低下する病気です。2型糖尿病でインスリン注射を行った場合、インスリン注射で膵臓の負担が取れて、また、膵臓がインスリンをたくさん出すことができるようになる場合があります。そのような場合は、インスリン注射をやめることができます。また、最近の新薬でインスリン注射をやめることができるようになる場合もあります。
Q. 最近はインスリン注射以外の薬もあると聞きました。
A. 数年前からGLP-1受容体作動薬という注射剤が使用されています。この薬はGLP-1という人間の小腸から出るホルモンと同じような動きをする薬です。GLP-1というのは、食事をすると小腸下部から出るホルモンですが、血糖値が高い時に膵臓に働いてインスリンを出すホルモンです。血糖値が低い時はGLP-1は働きません。また、血糖値が高い時に膵臓からグルカゴン(血糖値をあげるホルモン)の分泌を抑える作用もあります。このため、インスリンと違って低血糖はあまり起こしません。
また、食欲を抑える働きもあり、体重や内臓脂肪を減らす効果もあります。血圧も若干低下させます。そのほかに、糖尿病の人の腎臓を保護する効果や死亡率を低下させる効果も最近わかってきました。
当院ではこのGLP-1受容体作動薬の優れた効果に早くから注目しており、多くの方に使っていただいております。
Q. 病状が安定してきたら、近所のクリニックにかかりたいです。可能でしょうか?
A. もちろん可能です。その旨をお伝えいただければ、糖尿病の良い状態が長く続くように転院先の病院や医院に当院からの紹介状を作成いたします。
Q. 妊娠中の血糖や血圧について相談できますか?
A. 当院は産科は併設しておりませんが、当院でよろしければ診させていただきます。(提携している産婦人科もあります)
Q. 産婦人科で「妊娠糖尿病」と診断されました。妊婦ですが通院できますか?
A. 当院でよろしければ、診させていただきます。
ただし、妊娠糖尿病でも薬物治療が必要になる場合は、インスリン治療となります。
また、お子さんも過体重や新生児低血糖になりやすいため、出産に関してはNICU(新生児未熟児センター)がある総合病院での出産が望ましいと考えます。
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